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陶磁器

神奈川県「横浜焼」

開港間もない横浜の地に全国の陶工達が集い、 誕生した焼き物が「横浜焼」です。 素地や顔料は 肥前や京都、瀬戸など様々な産地から仕入れ、 主に絵付けのみが施され、 主として海外への輸出向けに製作されました。 輸出されると同時に、 海外の宝石のような…

美の壺「白磁」<File517>

<番組紹介> 食卓から世界を魅了!究極の色と形「白磁」の器。 透けるほどの薄さ、色香漂う地肌。 400年前、佐賀・有田の奇跡の土が生んだ最初の磁器。 白色を極限まで引き立たせる究極の“ろくろの技”。 ゆるぎない輪郭線の美。 近代陶芸の巨人・富本憲…

熊本県「天草陶磁器」

世界に誇る「天草陶石」 天草陶石の発見 平賀源内の建白書『陶器工夫書』 「天草陶石」鉱床 「天草陶石」で作られた製品 特徴 天草陶磁器について 歴史 磁器 陶器 瀬戸焼 現在 世界に誇る「天草陶石」 「天草陶石」と呼ばれる熊本県天草産の陶石は、 単体で…

趣味どきっ!「鳥取/焼き物(岩井窯、因州・中井窯ほか)」

<番組紹介> 緑と黒の斬新な染分皿。 民芸の器の中でも、 とりわけ印象的なデザインのこの焼き物は、 昭和6年鳥取の開業医・吉田璋也のプロデュース。 その流れをくみ、きれいな発色を追求し手作りの釉薬で作陶する 坂本章さん。 また吉田の文化的な暮らしぶ…

鳥取県「鳥取の焼き物」

美しい自然に囲まれた鳥取県。 鳥取砂丘を思いがちですがそれだけでなく、 焼き物の生産も盛んです。 鳥取県は土や石の種類が豊富だったことから、 江戸時代に焼き物が盛んになりました。 「若桜ヒスイ」 鳥取県八頭郡若桜町角谷産「若桜ヒスイ」。 この産地…

栃木県「小砂焼」(こいさごやき)

「小砂焼」は「こいさごやき」と読みます。 栃木県東部に位置する那珂川町(旧馬頭町)の馬頭地区は、 江戸時代は水戸藩に属しています。 「小砂焼」は、 天保元(1830)年に水戸藩主・徳川斉昭がこの陶土を発見し、 水戸藩の殖産興業政策により城下に製陶所…

栃木県「みかも焼」

『万葉集』には次のような歌が詠まれています。 「下野の三毳の山の小楢(こなら)のす まぐはし児ろは誰が笥(たがけ)か持たむ」 ~下野の三毳山のコナラの木のように可愛らしい娘は、 誰のお椀を持つのかな(誰と結婚するのかな)~ 三毳山(みかもやま)…

栃木県「益子焼 」

栃木県益子町は、広大な関東平野の奥まった北の端に位置し、 小貝川が町西側を北から南へと流れ、 その河岸の平野部が町の大部分を占めています。 町の南部は茨城県と県境を接し、丘陵地となっています。 窯を築くための傾斜地に恵まれ、 周囲の低山には燃料…

イッピン「彩り自由に みずみずしく!~栃木・益子焼~」

<番組紹介> 深い茶色に、白い唐草模様が浮き出たコーヒーカップ。 職人が一つ一つ土を絞って描いた素朴なカップは、栃木県の「益子焼」。 関東随一の産地では、伝統に縛られない自由な気風の中、 日々新たな器が誕生している。 ”幸せを呼ぶ青い鳥”がモチー…

福島県「会津本郷焼」

www.youtube.com 「会津本郷焼」 は 「陶器」「磁器」の両方を製造している、 稀少な産地です。 「陶器」は伝統的な飴釉や自然灰釉を使用した 素朴で親しみやすい深い味わいがあります。 一方「磁器」は、東北では最古の白磁の産地で、 呉須による染付や和洋…

イッピン 「伝統に磨きをかけて〜福岡 上野焼(あがのやき)〜」

<番組紹介> 薄くて口当たりのよいカップや、 色鮮やかな絵皿、 懐石料理で使う小鉢を 洋食にも合うようにアレンジした器など。 茶の湯の器から進化を続ける 福岡・上野焼の魅力に迫る。 茶の湯に使われる器 「茶陶」作りで知られる福岡の上野焼。 その伝統…

福岡県「上野焼」

上品な薄作りが特徴の上野焼は、 灰釉、銅釉、鉄釉など 使用する釉薬によって肌合いや艶が異なり、 窯元によって多様な出来映えとなるのが魅力的な焼き物です。 茶器以外にも、 食器・花器などの身近な生活用品も数多く作り出され、 伝統工芸の枠を越えたモ…

三重県「伊賀焼」

「伊賀焼」は三重県伊賀市等で作られる焼き物です。 伊賀では、 耐火度の高い粘土が採取出来ること、 薪に最適な赤松の森林が豊かであったことから、 古くから陶器が焼かれていました。 歴史 伊賀焼の特徴 歴史 「伊賀焼」の始まりは7世紀後半から8世紀に…

イッピン「優美な白!武骨な黒!~鹿児島 薩摩焼~」

<番組紹介> 内山理名が、 女性を中心に都内のセレクトショップで人気の 薩摩焼の陶器の魅力を紹介する。 優しい乳白色の皿やカップ、ティーポットなどは、 400年以上の歴史を持つ 薩摩焼の“白もん”と呼ばれる陶器を アレンジした物。 薩摩焼のもう一つの特…

鹿児島「薩摩焼」

国の伝統的工芸品にも指定されている「薩摩焼」の歴史は、 今から約400年前の朝鮮出兵の際に、 薩摩藩主・島津義弘が 陶工を薩摩に80人以上の朝鮮人陶工を連れ帰ったことに始まります。 串木野、市来に上陸した 陶工・朴平意(ぼくへいい)や金海(きんかい…

イッピン「北の大地 あたたかな器~北海道 札幌・江別の焼き物」

<番組紹介> 土のあたたかみを感じさせるマグカップや、 大地に生きる野草の美を封じ込めたような絵付けの皿が 今、大人気だ。 これらのイッピンは、 北海道の札幌市・江別市で作られた。 いずれも地元で採れ、 赤レンガの材料となる粘土を使っている。 故…

イッピン「個性が光る 北の大地の器~北海道 札幌の焼き物~」

<番組紹介> 北海道、札幌の焼き物。 個人作家が多く、自由な風土の中、 個性をいかした様々な製品が生み出されている。 女性らしい柔らかさを表現したいと作られたのは、 レースの模様が華を添えるアンティーク調の器。 使いやすさを大切にして作られたの…

北海道「焼き物」

現在、北海道には旭川市の「大雪窯」など 300程の窯があると言われています。 道内での焼き物作りは 江戸時代末期の安政年間に「函館」で始まったと言われています。 当時は「箱館」という地名でしたので「箱館焼」と言いました。 安政6(1859)年に 箱館奉…

福岡県・高取焼

「高取焼」は 筑前福岡藩主・黒田長政 朝鮮陶工・八山(和名=鷹取八蔵茂貞)に 鷹取山山麓に築窯(「永満寺宅間窯」)させたのが 始まりとされています。 「髙取焼」は幾度も移窯・増窯を経てきた窯で、 その変遷に伴い、作風にも違いが見られるため、 古髙…

イッピン「香り高く!優美に!~福岡 高取焼~」

ボディーが丸く、飲み口がキュッと締まった ワイングラスのような形状が飲み物の香りを引き立たてると、 年に5000個を売り上げる人気のカップがある。 江戸時代から茶陶で名をはせた、福岡の高取焼。 いま受け継がれた茶の湯の美意識を昇華させ、 さまざまな…