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イッピン「森から生まれた柔らかな光 ~弘前の木製品~」

<番組紹介>
今回のイッピンは、魅惑のランプシェード。
青森県弘前市で生み出されたブナ細工だ。
幅1センチ、厚さ約1ミリのテープ状に加工した
ブナを巻き上げて作る形は、まさに変幻自在。
柔らかな曲線と、幻想的な光が織りなす独特の世界が、
高級ホテルやレストランを席巻している。
他にもアケビのつるで作った人気のバッグや、
表面に独特の加工を施した一枚板の机など、
森の恵みをいかした木製品を女優・宮﨑香蓮がリサーチする。
 

 

BUNACO

弘前市の南西部から秋田県北西部に渡る白神山地は、
広大なブナ原生林で、
平成5(1993)年12月に日本初の世界遺産として登録されています
(白神公社)。
 
そのブナを有効に活用しようと、
昭和31(1956)年、
青森県工業試験場の場長の城倉可成氏と石郷岡啓之介氏は、
ブナの木を薄いテープ状にし、
それを巻いて立体の物を形作るというアイデアを考え出します。
それまでブナは漆器の下地として利用されていましたが、
無垢材を削り出して作る従来の方法よりも、
木材資源を有効に活用出来る
「地球にやさしい」環境に配慮した独自のエコ製法です。
 
「ブナ」は北欧では「森の聖母」と呼ばれるほど木質の美しい木です。
その美しい木を加工した曲線美豊かな作品は、
そのデザインの優秀性・品質・安全性が認められ、
経済産業省選定のグッドデザイン商品に認定されています。
 
 

あけび蔓細工品

平成6年、三内丸山遺跡からブドウ皮風の網代編みのポシェット(?)が
発見されました。
この発掘で、縄文時代中期には、
既にあけび蔓細工品が使用されていたことが明らかになりました。
蔓細工の素材となる蔓は、
岩木山、八甲田山麓に自生している山葡萄やあけびの蔓などです。
 
幕末期に会津の浪士がその技術を伝えたという説がありますが、
明治時代に入るとあけび蔓細工は産業としてめざましく発展。
明治後半から大正期には技術も進歩し、
大正5年頃には職人の数が520人程もいたと言われています。
海外(主にアメリカ)にも多く輸出されたそうです。
 
現在、蔓細工の職人がほとんどいなくなったばかりでなく、
岩手山麓の山葡萄蔓の収穫が減ってしまいましたので、大変貴重です。
 
 

木好房DAIROKU

昭和61(1986)年に、父の大湯浩之さんが工房を開き、
現在は息子の大湯建太郎さんが地元の木を使用しながら、
〈世代をこえて使われる家具〉の制作を引き継いでいます。
 
 

木村木品製作所

今回のイッピンでは紹介されていませんでしたが、
木村木品製作所の りんごの木のものづくりにこだわったブランド
地域資源を活用したおもちゃ・遊具の「わらはんど」も注目です!
 

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