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イッピン「王様の漆器をあなたの食卓に~沖縄 琉球漆器~」

<番組紹介>
かつて贈答品として華麗な装飾を発達させた琉球漆器が、
今、モダンに大変身!
ゴーヤーなど立体的な柄をあしらった小皿。
マットな輝きで人気の器。 沖縄の今の漆器を紹介。
 

 

かつて、首里城近くの工房で製作されていたという「琉球漆器」。
現在も、那覇市を中心に様々な漆器工房があります。
 

角萬漆器

「琉球漆器」の多くは柄が立体的に表現されていますが、
これは「堆錦」(ついきん)という琉球漆器独特の技法だそうです。
創業120年を超える老舗漆器店「角萬漆器」では、
この伝統を受け継ぎながらも
現代風にアレンジした堆錦作品を精力的に作っていらっしゃいます。
 
6代目の嘉手納豪さんが
人気のゴーヤーの皿が作られている工房を案内してくれました。
琉球漆器は「堆錦餅」という漆に、
顔料を混ぜた固い粘土のようなものを加工して作ります。
沖縄県工芸士の宇良英明さんが、
「生漆」から「堆錦餅」を作る様子を紹介してくれました。
 
沖縄の高温多湿な気候は、漆を固めるのに最適なのだそうです。
 
 

東道盆(トゥンダーブン)

かつて、重要な客人を迎える際、
ご馳走を入れた「東道盆」(トゥンダーブン)
沖縄県となってからは使う機会が減ってしまった
「東道盆」(トゥンダーブン)
現代に蘇らせようとしているのは、
若手工芸家の前田春城・貴子さんご夫妻です。
 
前田さんご夫妻は、
3年前、職人・デザイナー仲間6人でプロジェクトを立ち上げ、
螺鈿や堆錦といった伝統的な技法を用いながら、
現代のライフスタイルに合ったデザインの「東道盆」を作り上げました。
 
 

木漆工とけし
(木地師・渡慶次弘幸、塗師・愛さんご夫妻)

那覇の人気セレクトショップに並ぶ漆器。
中でも人気を集めているのは、金属的な光沢の皿。
作っていらっしゃるのは、
木漆工とけし」の木地師・渡慶次弘幸(とけしひろゆき)さんと
奥さんで塗師の渡慶次愛(とけしあい)さんご夫妻です。
 
工房の木地師の渡慶次弘幸さんは、
沖縄に自生し、一般的には漆器に向いていないとされる
「センダン」という木の木目の強さを活かし、
敢えて残すことで、個性的な風合いを出してます。
削った後は、塗師で妻の愛さんが塗りを施します。
愛さんは、沖縄で採れる砂岩「ニービ」の粉や、 スズの粉を撒き、
独特の質感を出していました。
渡慶次さんの家では、この器を日常使いしているそうです。
 
 

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