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イッピン「優美な白!武骨な黒!~鹿児島 薩摩焼~」

<番組紹介>
内山理名が、 女性を中心に都内のセレクトショップで人気の 薩摩焼の陶器の魅力を紹介する。 優しい乳白色の皿やカップ、ティーポットなどは、 400年以上の歴史を持つ 薩摩焼の“白もん”と呼ばれる陶器を アレンジした物。 薩摩焼のもう一つの特徴で、 酒器として愛される漆黒の“黒もん”と共に、 作り出す職人の技に迫る。
 

 

日置市美山

薩摩焼は、
「苗代川焼」「龍門司焼」「竪野焼(磯お庭焼)」の
3つの流派に大別され、
それぞれの「地名」を「産地の名称」として使用してきました。
 
そのうち、「苗代川」は
昭和31年9月30日に「美山」に改称されました。
毎年、「美山窯元祭り」が開催されています。
 

沈壽官窯

予約で2か月待ちという人気の白薩摩のティーカップがあります。
 

沈壽官窯

  • 住所:〒899-2431
       鹿児島県日置市東市来町美山1715  
  • 電話:099-274-2358
 
 

荒木陶窯 ~苗代川焼

 
荒木家は串木野の島平に上陸した渡来陶工・朴家の末裔であり
幾多の歴史的苦難を乗り越えて、
苗代川の地で作陶を始めた先人の苗代川焼伝統の技と心を
今日に伝えています。
荒木幹二郎さんが個人で商標の登録を行い、
昭和39(1964)年より、50年以上に渡ってその名前を守り続けています。
 

荒木陶窯

  • 住所:〒899-2431
       鹿児島県日置市東市来町美山1571  
  • 電話:099-274-2733
 
 

日置南洲窯

 
「日置南洲窯」は、
昭和52年12月に西郷隆盛さんのひ孫・隆文さんが開いた窯元です。
(日置島津家の血も受け継いでいるそうです。)
 
西郷さんは、「現代の名工」にも選ばれた
日本を代表する陶芸家の一人で、
鹿児島県薩摩焼協同組合の理事長として、
薩摩焼の継承・普及にも尽力されています。
 
こちらは「蛇蝎」(だかつ)という薩摩焼の酒器です。
 

日置南洲窯

  • 住所:〒899-3101
       鹿児島県日置市日吉町日置5679  
  • 電話:099-292-3477
 
 
 

KAJIKI CLAYシリーズ(眞窯 MAKOTO Kiln

 
「眞窯」(まことがま)さんは、
鹿児島の加治木地方で手作りの器を作陶している窯元さんです。
 

 
「薩摩焼」の発祥地でもある加治木町。
その加治木町の鉄分を豊富に含んだ粘土は、
収縮率が高く、とても単体で使える土ではありませんでした。
それを試行錯誤の上、
15%の加治木粘土と他の産地の粘土とを調合することで
独特の美しい仕上がりの陶器に焼き上げることに成功しました。
 
黒でも白でもない「薩摩焼」。
それが「薩摩焼」のサードウェーブ「眞窯」(まことがま)の陶器なのです。
 
 
「眞窯 MAKOTO Kiln」オーナーの原田眞利子さんは、
OL時代に2カ月だけ通った陶芸教室で焼き物作りの魅力にハマり、
平成16(2004)年にOLを辞めてプロの陶芸作家としてスタート。
平成20(2008)年に鹿児島県の新特産品コンクールでの
「鹿児島県観光貿易会長賞」受賞を機に、各種コンクールで入賞。
平成28(2016)年には、ミラノで開催された国際見本市にも出品しています。
 
 
 

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