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イッピン「すてきなポットでお茶を~山形鋳物~」

<番組紹介>
今回のイッピンは、
山形県で作られている伝統工芸品「山形鋳物(やまがたいもの)」。
現在、一流デザイナーと手を組んで、
斬新なデザインの鉄瓶が生み出されており、
ユニークなティーポットとして海外でも人気を集めています。
番組では、映美くららさんがリポーターとなり、
お茶作りに欠かせない鋳物の素晴らしさに迫ります。
 
 

菊地規泰さん(菊地保寿堂)

 
菊池保寿堂」は慶長9(1604)年を創業。
菊地規泰さんは400年以上続くこの鋳物工房の15代目です。
菊地保寿堂は、昔から薄くて保温性の良い鉄づくりを得意とし、
軽くて使い勝手の良い
急須や鉄瓶、 茶の湯の釜などを作ってきました。
 
「米国万国博覧会グランプリ賞受賞」(1926)、
「日本伝統工芸展最高賞受賞」2回、
「日本芸術文化財団褒賞受賞」など、
数多くの栄誉に輝いています。
 
そんな菊地保寿堂の伝統技術と
15代目の感性が融合して生まれたのが
新ブランド「WAZUQU」(わずく)です。
 

 
薄くて保温性に優れた
菊地保寿堂ならではの鉄づくりの技術を生かした
斬新なデザインのティーポットを発表。
 

 
その後、山形出身の世界的工業デザイナー
奥山清行氏とのコラボした
コーヒー&ティーポットの「まゆ」や「ふく」などを
世に送り出しました。
 
このティーポットの機能性で大切にした部分は「つぎ口」です。
つぎ口からお茶が垂れないのです。
小さいものに大きい口をつけると出る量が多いため、
たれの原因になります。
口を研磨する作業は一番大事な作業であり、
研磨が十分なものと不十分なものとでは、
お茶のたれ具合が変わるのです。 
 
 

庄司逸雄さん(鋳金工芸・佐野屋)

鋳物に銀の文様を埋め込む「象眼」を行ったのは
山形でも数人しかいないとされる、象眼職人の庄司逸雄さん。
庄司逸雄さんは
昭和58(1983)年以来、
日展入選7回、 昭和61(1986)年現代工芸賞、
日本伝統工芸展入選6回などなど、
各展で入選・受賞多数にて高い評価を受けており、
日本工芸会正会員として現在に至っております。
佐野屋は延文元(1356)年頃の創業で、
江戸時代は御用鋳物師として営んできました。
庄司さんは、
佐野屋という600年以上もの歴史のある工房の伝統技法を守りながら、
新しいセンスを取り入れた作品を 世に送り出しているのです。 
 
 

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