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イッピン「かわいい!心地いい!木のイス 北海道・旭川家具」

<番組紹介>
木材資源に恵まれた北海道・旭川で作られる家具。
モダンなデザインと無垢(むく)材を使った
温かみあるイスが大人気。
海外のトップデザイナーからも注目を集める。
絶妙な曲線美と座り心地を持つイスは、
どのように作られているのか、
家具好きのモデル・タレント、森泉が現地へ。
発見したのは
最先端マシーンと職人ワザのコラボレーション。
木材にまつわる意外な話や、
家族の一員となった家具への思いなどを織り交ぜ、
究極のイッピンを探していく。
 
<初回放送日:平成24(2012)年10月16日 >
 
 
「旭川家具」は120年余りの歴史を持ち、
深く豊かで良質な森林に囲まれていた旭川に、
夢と志を持った職人が集まることで発展を続けています。
その高度な技術と卓越したデザイン性は、
世界的にも高く評価されています!
 
 

1.CONDE HOUSE(カンディハウス)

 
DIY大好きなリポーターの森 泉さんが訪れたのは
昭和43(1968)年創業の北海道旭川を代表する家具ブランド
約1660㎡の旭川ショップです。
広々とした店内には、ダイニング・リビング家具を始め、
システム収納、ラグや照明などが並んでいます。
森さんはいろいろな椅子を隈なく体感した後、
旭川の椅子が作られる工程を見学しました。
 


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まずは「背もたれ」です。
薄い板を重ねてプレスしたら、
特殊な機械で「背もたれ」独特の丸みを作り出します。
 

 
更に機械で磨き上げた「背もたれ」を
今度は手作業で「肘掛け部分」と組み合わせるために、
ギザギザ状のデコボコを作り、それを接合していきます。
椅子に出来た凹凸を曲線にするために手作業で削ったら、
完成です。
 

 
その他にも、 昭和55(1980)年誕生以来の定番モデルで、
カンディハウスコレクションの代名詞
ボルス ダイニング」を30年以上愛用し、
修理・再生して継続使用している方が紹介されました。
 

 
 
 
ドイツを拠点として活動するデザインチーム
「マリー・ホフマン・カーライス」によって、
東日本大震災からの復興を願い、
無償でデザインされたダイニングテーブルです。
 

 
「復興には、
 日本人の持つ堂々とした武士道の凛とした力強さが必要!」
そんな想いから生まれた、堂々と立つ武士の
凛とした「袴」姿のような力強いデザインが特長です。
 

 
脚部は「袴の折り目」をイメージした波形の溝が彫られています。
そして、下に行くほど溝が太く彫り込まれていて、
末広がりの形状が自然に表現されています。
 
テーブルは長方形と円形の2種類。
ベンチはテーブルと組み合わせるだけでなく単体で置いたり、
ホールなどの大空間に並べると存在感を発揮します。
 
 
 

2.「君の椅子」プロジェクト


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平成18(2006)年から、市町村などコミュニティ単位で
「君の椅子」プロジェクトが始まりました。
 
これは、
「新しい市民」となった子供達(赤ちゃん)に
「生まれてくれてありがとう」の思いを込めて
居場所の象徴としての「椅子」を贈る取り組みです。
 

 
「君の椅子」は
長い歳月をかけて育まれてきた森から伐り出された木材を
デザイナーが心を込めて描いたデザインをもとに、
北海道が誇る家具製作技術で造られた
オリジナルの手作り椅子です。
 
デザインは毎年変わり、
座面の裏には
「名前」「生年月日」「プロジェクトロゴ」「一連番号」が
刻印された「世界に一つだけの椅子」です。
 

 
更に平成21(2009)年の秋からは、
「君の椅子」に込めた思いに共感された方々が
個人で参加することの出来る
「君の椅子倶楽部」もスタートしました
 

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