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イッピン「ガラスの町に新しい風〜富山 ガラス製品〜」

<番組紹介>
多くのガラス作家が活動する「ガラスの町」富山。
幻想的なスノードームや温かみある小鉢、
デザイン性の高いグラスなど、
ガラスの魅力を引き出す、若き職人たちの技に迫る。
北陸・富山市には、ガラス工芸を志望する人たちのための
教育機関や設備の整った工房、ガラス専門の美術館などがあり、
いまや「ガラスの町」と呼ばれる。
どこか懐かしい風景が影絵となって浮かぶスノードームや、
配色と艶消しの肌触りで編み物のような温かみを表現した小鉢。
また、高度な技術から生まれたデザイン性の高いグラスなど、
ガラスから「幻想性」「かわいらしさ」「優美さ」を
引き出そうとする若き職人たちの技に迫る。
 
 

1.スノードーム(金津沙矢香さん)

 
富山県で制作しているガラス作家・金津沙矢香(かなづさやか)さん。
学生の頃は、油絵を先行していたそうです。
 
切子や絵付けなどの技法を使って絵具で絵付けをし、
カッターで絵具を削り取りながら
ひとつひとつ、手描きで風景を描いています。
やさしい表情の作品が特徴です。
 

 
「百日景」(ひゃっかけい)シリーズは
ドリンクを入れると万華鏡のように絵柄が浮かび上がります。
「風景のドローイング」シリーズは
ふんわりとした雪のようであり、温かみのあるデザインの
器の縁をエナメル絵具で装飾された「Nostalgia(ノスタルジア)」シリーズなど、
「Nostalgia(ノスタルジア)」シリーズは、
切子模様の部分にエナメル絵具で着色したもので、
着色後に焼き付けて完成させます。
どれもひと手間掛けた女性らしい繊細で美しい作品を生み出されています。
 
なお、器の展示会などで出品されることがある
オシャレなスノードームはかなりの人気で、希少なものとなっています。
 
 
 

2.編み物のような温かみを表現した小鉢(キムドンヒさん)

 
韓国で生まれのキムドンヒさん。
父親の仕事の都合で来日。
美大進学、東京の大学院に進学、
卒業後は、ガラス作家として活動するために富山に移住されました。
 
目指しているのは、「人の心が温まる」ような作品。
「ぬくもり」と「けいと」というシリーズがあるそうです。
 
 

3.富山アイコニック

 
 
 
「富山アイコニック」は、令和元(2019)年に、
富山で活動するガラス作家の中から6人の有志が集まり、
作家活動だけにとどまることなく、
使う人が豊かな気持ちで、
心地よい時間を過ごしてもらうためのガラス、
感謝の気持ちやメッセージを最大限にお伝えするための
贈り物としてのガラス作りを目指して結成されました。
 
自然環境に恵まれた富山という風土で感じとることの出来る
「季節と自然への敬意」をイメージし、
神々しい立山連峰に育まれた美しい水に恵まれ、
海へと繋がる富山の自然そのものが表現された作品を作っています。
 
 
今シーズンは、前シーズンより引き続き参加する
岩坂卓さん、北村三彩さん、キムドンヒさん、
古賀雄大さん、小宮崇さんに加えて
小寺暁洋さん、下田顕生さんの2名が新たに参加。
7名の作家たちが「富山アイコニック」のガラスづくりに臨みます。
 
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