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イッピン「強くて長持ち そのうえオシャレ〜岡山 倉敷の織物〜」

<番組紹介>
綿花栽培に始まった岡山県倉敷の織物。
厚手の木綿織物「帆布」や、
畳の縁を彩る「畳縁(たたみべり)」など、
丈夫で長持ちする布製品を生み出す、織物産地の底力に迫る。
 
瀬戸内海に面した岡山県・倉敷。
干拓地での綿花栽培から織物産業が発達した。
厚手の木綿生地、「帆布」を使ったリュックは、
丈夫で使うほどに風合いが増すと若者に人気。
また、畳の端を保護する細い織物「畳縁(たたみべり)」は、
カラフルなものが登場し、
その丈夫で軽い特徴を生かした布小物にも転用されている。
さらに、長く使っても型崩れしない手織りの椅子敷物も紹介。
日常使いの布製品を生み出す、織物産地の底力に迫る。
 
 

1.倉敷帆布(丸進工業)

 
「丸進工業」は、
昭和8(1933)年に児島地区の郷内で創業しました。
創業したのは、現在の「倉敷帆布」の発展に大きく寄与した
厚物織り工場「武鑓織布工場」の創立者である
武鑓石五郎・梅夫妻の三男の進衛氏。
 

 
平成16(2004)年には、
丸進工業タケヤリ、タケヤリ帆布協同組合の三社が
倉敷帆布の販売会社「株式会社バイストン」を設立。
(現在はタケヤリと丸進工業の二社)
数々の「倉敷帆布ブランド」を世に送り出しています。
 

 
「帆布」を使ったリュック「ロールトップリュック」は、
丈夫で使うほどに風合いが増すと若者に人気です。
広い口は荷物の出し入れがしやすく、
ロール部分の巻き方次第でバッグのサイズを調整出来、
側面のジッパーから中にアクセスすることも可能です。
タケヤリ独自の「撥水タイガー帆布」は強い撥水性を持ち、
急な雨でも安心して使うことが出来る特別仕様です。
 

 
 

丸進工業

  • 住所:〒710-0146
       岡山県倉敷市曽原43
  • 電話:086-485-1211
 
 

2.畳縁(高田織物)

 
「繊維のまち児島」では今、
畳とともに歴史を築いてきた
約20社の畳縁企業が互いに切磋琢磨し、
「畳縁」生産全国シェア8割を占め、
世界に誇る日本の文化をしっかりと守り伝えています。
 

 
明治末期の児島の繊維業は、
「帯子」と「足袋」の生産が中心でした。
「児島足袋」が動力ミシンを導入したことをきっかけに、
大正初頭へ向けての全盛期を迎えます。
 
一方、真田紐などの「伝統的細巾織物」は、
China向け帯子の不振から停滞しますが、
そこで大正10年頃、児島唐琴(岡山県倉敷市)の松井武平が、
「光輝縁」の製法を浜松(静岡県)で学び、
それを岡山でも畳縁の生産をスタートさせたことで、
その後名産地となりました。
昭和30年頃から機械の改善が進み、
量産化体制が整った現在、
「畳縁」の95%以上は化繊で作られ、
国内の80%以上が、岡山県倉敷市児島で製造されています。
 
素材は麻・綿を使っていましたが、
現在ではその2つに、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなども加わって
色も柄も多彩になり、見本を見て選択を楽しむことが出来ます。
 

 
「髙田織物」は畳縁のシェアと種類で日本一の織元です。
「高田織物」は通常、着物を織る際に使用されるジャガード機を
業界でいち早く導入し、
黒、茶の2種類しかなかった畳縁を色鮮やかにし、
生産量日本一の畳縁カンパニーとなりました。
 
現在は、畳縁業界初の紙糸畳縁、
環境に配慮したエコマーク認定商品など、
1000種類以上の畳縁だけでなく、
畳縁素材を使用した小物入れ・たすき・腕章などもあります。
 

 

高田織物

  • 住所:〒711-0904
       岡山県倉敷市児島唐琴2丁目2−53
  • 電話:086-477-7162
 

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