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イッピン「変幻自在で心地よい~富山・高岡の金属製品~Ⅱ」

<番組紹介>
金属なのに、紙のように薄くて柔らかい錫製のプレート「すずがみ」が
大人気。
予約で2か月待ちのイッピンです。
手でふわっと簡単に曲げられ、 サラダを盛る器や花瓶、小物入れなど
思い通りの形にできるのが人気の秘密。
更に仏具の素材の一つ真鍮で作られた抜群の手触り感のカトラリーなど、
伝統を担いつつ、斬新なモノ作りに挑む高岡の職人たちに
吉木りささんが迫ります。
 
 

1.「すずがみ」(シマタニ昇龍工房)

 
「シマタニ昇龍工房」さんは
明治42年創業した、鏧子(けいす)作り一筋の工房です。
「鏧子」(けいす)とは 読経の時など打ち鳴らす鉢型の梵音具で、
布団状の敷物の上に置かれているものです。
一般の家庭にある「おりん」は小型の鏧子です。
 

 
「鏧子」(けいす)
黄銅板を「金鎚で叩いて」
硬くなれば、焼き鈍して柔らかくし、
また「金鎚で叩いて」焼き鈍し作業を数十回繰り返して
作っていきます。
この「金鎚で叩く」技術により生まれたのが 「すずがみ」です。
 

 
圧延された錫の板を繰り返し金鎚で叩くことで、
模様を付けるだけではなく、
繰り返し曲げることに耐えられる強さを備えた商品です。
 

 
「すずがみ」はその名の通り、
紙のように薄くて、折ったり、曲げたり、元通りに伸ばしたり、
好きな形に、何度でも変えることの出来る錫商品です。
 
 
「ころ」という道具を使えば、
縦や横、裏や表をコロコロと転がすだけで元の平らな状態に戻ります。
料理やお菓子を盛り付けたり、
アクセサリートレイや花器としても利用できます。 
 
  • 住所:〒933-0847
       富山県高岡市千石町4−2
  • 電話:0766-22-4727
 
 

2.「KAGO」(能作)

 
能作さんは大正5(1916)年に、鋳物の製造を開始しました。
そして平成12(2000)頃から
伝統工芸品である高岡銅器の鋳造・加工技術を応用して、
ベルや風鈴等の真鍮製のインテリア雑貨を作っていらっしゃいます。
 

 
「曲がるKAGOシリーズ」は
「金属製の食器が欲しい」というお客様の要望から生まれた
抗菌性の高い錫(すず)を用いたテーブルウェアです。
 

 
通常の錫製品は硬度を持たせるため他の金属を加えますが、
「KAGO」は何も加えられていない純度100%。
そのため柔軟性があり、曲げることが出来ます。
 

引っ張ったり曲げたり自由にアレンジして
フルーツバスケットにしたり、ワインスタンドにしたり、
そのまま置いてオブジェや鍋敷きにと自由に使うことが出来ます。
 

参考記事

 

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