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伝統工芸品

美の壺 「竹と暮らす」<File 400>

<番組紹介> テーマは「竹」。 ▽宮崎県日之影町で、日々の暮らしの中で 使われる竹製道具の数々。 機能性と美しさを兼ね備えた道具には、 伝説の竹細工職人の哲学が!? ▽これも竹!?“自然がデザインした ”不思議な形や模様の竹が続々。 幻の一級品も登場…

三重県「萬古焼」

「四日市萬古焼」(よっかいちばんこやき)は、 三重県四日市市の代表的な地場産業であり、 昭和54(1979)年に「国の伝統工芸品」に指定されています。 四日市市と菰野町(こものちょう)を中心に、 窯元数は100社以上に上ります。 産地 歴史 萬古焼を代表す…

埼玉県「小川和紙・細川紙」

平成26(2014)年、「日本の手漉和紙技術」が 「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。 登録されたのは、 埼玉県小川町と東秩父村の「細川紙」(ほそかわがみ) 岐阜県美濃市の「本美濃紙」(ほんみのし) 島根県浜田市の「石州半紙」(せきしゅうばんし)…

徳島県「遊山箱」

徳島に伝わる「遊山箱」(ゆさんばこ)は、 四季折々の行事に遊ぶ子供達が掲げた小さな手提げ重箱です。 「遊山箱」は、昭和40年代頃まで、 野山への行楽や雛まつりなどの特別な行事の時に、 徳島の子供達が使っていた3段重ねの木製お弁当箱です。 別名「阿…

福井県「越前焼」(えちぜんやき)

「越前焼」は、日本海に突き出た越前岬のある町、 福井県丹生郡にゅうぐん越前町えちぜんちょう を中心した地域で作られている 陶磁器です。 越前の土の特色を生かした、素朴で頑丈なつくりで 温かみのある土と灰釉の味わいを特徴としています。 越前町 「越…

肥後象嵌(ひごぞうがん)

「象嵌」(ぞうがん)とは、 一つの素材に異質の素材を嵌め込む工芸技法のことです。 象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があり、 金工象嵌・木工象嵌・陶象嵌などがあります。 肥後象嵌とは? 肥後象嵌の歴史 「肥後象嵌」の特徴 制作工程 肥後象…

静岡県・駿河下駄

静岡の下駄の起源は、 遠く登呂遺跡の田下駄に始まり、 江戸時代になって、町民階級の履物として庶民の暮らしに普及しました。 明治時代に入ると、職人はその時代にあった下駄を作るようになり、 下駄に漆を塗った「塗下駄」や、 桐の柾経木(まさきょうぎ)…

イッピン「針と糸が作る菱形の宇宙 青森・こぎん刺し」

<番組紹介> 青森・津軽地方で伝承されてきた刺し子 「こぎん刺し」が、今、大人気。 バッグや財布、ストールやコートにあしらわれた “ひし形”模様が、 北欧デザインのようにシンプルで美しいと 世代を超えて支持されているのだ。 もともとは津軽の女性たち…

山形県「豊国草履」

最上川の支流「寒河江川」が流れる寒河江市や河北町は、 昔から豊穣な稲作地帯で、良質な稲が多く育っていました。 酒造米「豊国」(とよくに)の稲わらを使用して作った 伝統の「豊国草履」は 大相撲の行司やNHK大河ドラマの中でも使用される逸品です。 1…

山形県「かほくスリッパ」

www.youtube.com 山形県河北町は「スリッパ生産量全国一」の町です。 1.歴史 2.かほくスリッパ 1.歴史 明治時代より、河北町の主産業は農業でした。 そして、農家のほとんどは農業の合間や冬期間などに副業として 稲わらで草履を作っていたため、河北…

高知県「土佐打刃物」

現在、「第3次キャンプブーム」により、 おしゃれな刃物を使いこなすことがステータスとなっています。 そこで注目されているのが、自由鍛造の「土佐打刃物」です。 1.刃物の産地 2.土佐打刃物とは 3.自由鍛造 4.土佐打刃物の歴史 5.山男「杣師」…

兵庫県「姫路レザー」

日本で製品として利用される「皮」は、 (豚皮以外)8割をアメリカなどからの輸入に頼っていると 言われています。 兵庫県姫路市は、牛や馬の生産から加工まで 全てが地域内で完結している、稀有な地域です。 企業数、出荷額では全国の2分の1以上を占め、…

福島県「会津木綿」

東北の、山深いところにある会津盆地は、 盆地気候がある故に、夏はとても暑く、冬は豪雪でとても寒い。 そんな厳しい気候風土から生み出されたのが「会津木綿」(あいづもめん)です。 「会津木綿」は、木綿平織の堅牢な織物で、 古くから野良着などとして…

滋賀県「信楽焼」

「信楽焼」は、 滋賀県甲賀市信楽町を中心に生産されている陶器で、 「日本六古窯」の1つです。 たぬきの置物が有名ですが、 時代に合わせて人々の暮らしを支える器や道具が、 小さなものから巨大なものまで幅広く作られてきました。 信楽の土 信楽焼の歴史…

北海道「旭川家具」

「旭川家具」とは、 北海道旭川市の木材を使って 北海道旭川市とその近辺で作られている家具の総称です。 1.旭川家具の歴史 「日本の家具の五大産地」とは? 「日本の六大家具産地」とは? 2.旭川家具の特徴 1. シンプルなデザイン 2. 上質な無垢材を使…

沖縄県「やちむん」

「やちむん」とは、 沖縄の言葉で「焼物(=焼きもん)」のことを言います。 「やむちん」の特徴は、その素朴さと力強さにあります。 どっしりとした重量感のある器は、 温かみと風格あり、人気があります。 「やむちん」は、Chinaや日本、 そして東南アジア諸…

兵庫「出石焼」(いずしやき)

www.youtube.com 「出石焼」(いずしやき)は、 「但馬の小京都」、兵庫県の豊岡市出石町で作られている磁器です。 白磁の「出石焼」は、「白よりも白」とか「白過ぎる白」と言われるほどの 透き通るような白さをもつことで高い評価を得ています。 また「出…

岐阜県「飛騨家具」

飛騨地方は 東に飛騨山脈、西に両白山地と険しい山に囲まれ 面積の約95%が森林となっています。 豊かな自然を背景に縄文時代から 高度な木工加工や建築技術を育んできました。 飛騨の匠 飛騨家具の歴史 協同組合 飛騨木工連合会 飛騨の家具®フェスティバル …

兵庫県・淡路島「珉平焼」(みんぺいやき)

「珉平焼」(みんぺいやき)は、江戸後期の文政年間(1818~30)に、 淡路島の南端、伊賀野村(現在の南あわじ市)で、 賀集珉平(かしゅう みんぺい)によって始められた焼き物で、 地名をとって「伊賀焼」とか「淡路焼」などとも呼ばれ、 広く名声を博しまし…

秋田県「川連漆器」

「川連漆器」は、 秋田県の南端、湯沢市川連町に受け継がれる伝統工芸品です。 今から約800年前の鎌倉時代に、 この地の城主の弟が、奥羽山脈の豊富な木材と漆を利用して、 家臣の内職として武具に漆を塗らせたのが始まりだそうです。 慶長年間(1596~1645…

山形県「鶴岡シルク」

鶴岡市を含む庄内地域は、国内最北限の絹産地です。 また、「養蚕」「製糸」「製織」「精練」「捺染」「縫製」 といった 絹織物の一貫した生産工程が集約されている 日本で唯一の地域でもあります。 産地 歴史 「鶴岡シルクタウン・プロジェクト」 産地 シルク製品が出来…

秋田県・銀線細工

www.youtube.com 「秋田銀線細工」とは、秋田県指定の伝統的工芸品であり、 秋田市指定無形文化財にも指定されている金属工芸の伝統技法です。 線径0.2~0.3mmの純銀線2本をより合わせた「より線」で 唐草や渦巻き状のパーツを作り、 それを銀枠にはめ込み、…

岩手県・安比塗(あっぴぬり)

岩手県北部の八幡平市は、 豊富な漆の産地という恵まれた条件を生かし、 藩政時代から生活に根ざした漆器「荒沢漆器」を作っていました。 生産は一時低迷していましたが、 現在、伝統ある漆器の復興の目指して、 新たに時代の用に合わせた「安比塗」(あっぴ…

富山県「富山ガラス」

「富山のガラス」は300年以上の伝統を受け継ぐ 「越中富山の売薬」に由来します。 富山藩二代藩主の前田正甫は、 自らも医薬の知識に通じていたと言われ、 薬によって領民の救済を行うだけではなく、 「越中富山の薬売り」として知られる 「配置薬」というビ…

富山県・高岡銅器

ものづくりの町として栄える富山県高岡市で、 400年以上の歴史を宿す「高岡銅器」。 日本における銅器の生産額の約95%と、国内最大の規模を誇ります。 名前には「銅器」とありますが、 真鍮や青銅などの銅合金以外にも アルミ合金・錫・鉄・金・銀などの素材…

長崎県・波佐見焼

長崎県内で唯一、海に面していない町・波佐見町は、 佐賀県との県境に位置し、 焼き物の里として400年以上の歴史を誇ります。 大量生産を得意とし、日常食器の産地として名を馳せています。 1.波佐見焼の歴史 2.波佐見焼の特徴 3.波佐見焼の種類 くら…

岩手県「南部鉄器」

「南部鉄器」は 「岩手県盛岡市」と「奥州市水沢区」で生産されている鉄器の総称で、 岩手を代表する、更に言えば、日本を代表する伝統工芸品の一つです。 今となっては、 「南部鉄器」はひとつの伝統工芸品として知られていますが、 「南部鉄器」には、盛岡…

東京くみひも(とうきょうくみひも)

「組紐」(くみひも)は、 色とりどりの絹糸を交互に組み上げて作られる 日本の伝統工芸です。 全国で生産される手組みの9割は、 三重県で作られている「伊賀組紐」です。 なお「東京くみひも」は、 公家社会を背景にした京都の華美な「京くみひも」とは対照…

島根県・石州和紙

「石州和紙」(せきしゅうわし)は、 島根県の西部・石見(石州)地方で製造されている 約1300年もの長い歴史を持つ和紙です。 主要な製造過程は全て手作業で行われ、 きめ細かく強靭で品格があり、長期保存に耐えうる特性を持ちます。 そのため、文化財修理…

石川県「山中漆器」

『奥の細道』にも登場する石川県加賀市の山中温泉。 芭蕉はここに八泊九日という異例の長逗留をし、 「山中や 菊はたおらじ 湯のにほい」と詠んでいます。 www.youtube.com 朝市ブレンド こおろぎ橋 200g この山中の伝統工芸と言えば、 木地師の精緻な技が生…