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伝統工芸品

静岡県・駿河下駄

静岡の下駄の起源は、 遠く登呂遺跡の田下駄に始まり、 江戸時代になって、町民階級の履物として庶民の暮らしに普及しました。 明治時代に入ると、職人はその時代にあった下駄を作るようになり、 下駄に漆を塗った「塗下駄」や、 桐の柾経木(まさきょうぎ)…

京都府・「京象嵌」(きょうぞうがん)

www.youtube.com 日本の伝統的な技法「象嵌」(ぞうがん)は、 模様を象(かたど)り、嵌(は)め込むという意味で、 金属や木材、陶磁などに模様を彫り、 その窪みに別な素材をはめ込む加飾法です。 「京象嵌」(きょうぞうがん)とは 「象嵌」の歴史 京象…

栃木県「野州麻」

鹿沼市は麻の生産量日本一を誇る産地です。 鹿沼の麻は古くから「野州麻」(やしゅうあさ)と呼ばれ、 美しい光沢があり薄くしなやかで丈夫なのが特徴で、 全国各地に出荷されています。 かつて、日本の麻は衣食住を支える存在として、 各地で大切に栽培され…

秀衡塗

「秀衡塗」は、 平安時代末期に、当時奥州平泉を治めていた藤原秀衡が、 京より招いた職人に 地元原産の漆と金をふんだんに使った器を造らせたのが 起源とされています。 平泉の黄金文化を象徴するもののひとつで、 「源氏雲」に「有職菱文」を配した意匠と …

奈良漆器

奈良漆器の歴史 奈良は日本の漆工芸発祥の地です。 仏教伝来を契機とした「天平文化」とともに花開き、 漆で絵を描いたもの、螺鈿、金銀平脱、平文など 多種多様な技法を自由に駆使して、 目の覚めるような美しい器物が作られました。 その頃の数多くの作品…

富山県「越中瀬戸焼」

「越中瀬戸焼」(えっちゅうせとやき)は 富山県立山町上末(うわずえ)、瀬戸地区で焼かれている 430年以上の歴史を有する陶芸です。 明治以降、一旦は衰退しますが、昭和に入り再興を果たしています。 あのスティーブ・ジョブズが購入したことで話題になっ…

茨城県「水府提灯」

「水府」は江戸時代の水戸の別称です。 その水府・水戸は、岐阜、八女(福岡県)とともに 「提灯の日本三大産地」と言われています。 提灯の歴史は古く、その起源は室町時代まで遡ると言われています。 当時、Chinaからもたらされたとされる提灯は、 竹かご…

和歌山県「和歌山ニット」

和歌山は丸編ニット生地生産国内1位を誇る ニットの総合産地です。 和歌山ニットの歴史 和歌山ニットの特徴 ニットとは メリヤスの語源 メリヤスの歴史 和歌山ニットの特徴 和歌山ニットの歴史 江戸時代より、紀北の紀ノ川流域では綿作が盛んで、 綿を原料…

岐阜県「美濃和紙」

「美濃和紙」は、岐阜県・美濃市で主に生産される伝統的工芸品です。 光を通すと美しい輝きを放つ和紙で、「日本三大和紙」の一つです。 [日本三大和紙] 岐阜県の「美濃和紙」 高知県の「土佐和紙」 福井県の「越前和紙」 平成26(2014)年11月にユネスコ無…

山形県「豊国草履」

最上川の支流「寒河江川」が流れる寒河江市や河北町は、 昔から豊穣な稲作地帯で、良質な稲が多く育っていました。 酒造米「豊国」(とよくに)の稲わらを使用して作った 伝統の「豊国草履」は 大相撲の行司やNHK大河ドラマの中でも使用される逸品です。 歴…

山形県「かほくスリッパ」

山形県河北町は「スリッパ生産量全国一」の町です。 歴史 かほくスリッパ 歴史 明治時代より、河北町の主産業は農業でした。 そして、農家のほとんどは農業の合間や冬期間などに副業として 稲わらで草履を作っていたため、河北町は草履の一大産地でした。 戦…

神奈川県「中津箒」

日々の生活に彩りをくれるお掃除の道具のひとつ「箒」(ほうき)。 原料から全て職人の手で作られている 「中津箒」(なかつほうき)は 伝統的な技術を残しながらも 現代の生活に馴染むよう作られています。 箒の歴史 中津箒 箒の使い方 箒の歴史 「箒」(ほ…

神奈川県「横浜焼」

開港間もない横浜の地に全国の陶工達が集い、 誕生した焼き物が「横浜焼」です。 素地や顔料は 肥前や京都、瀬戸など様々な産地から仕入れ、 主に絵付けのみが施され、 主として海外への輸出向けに製作されました。 輸出されると同時に、 海外の宝石のような…

埼玉県「小川和紙・細川紙」

平成26(2014)年、「日本の手漉和紙技術」が 「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。 登録されたのは、 埼玉県小川町と東秩父村の「細川紙」 岐阜県美濃市の「本美濃紙」 島根県浜田市の「石州半紙」 の3件です。 「小川和紙・細川紙」は、 埼玉県のほ…

福井県「越前箪笥」

「越前箪笥」(えちぜんたんす)とは、 主に福井県越前市や鯖江市周辺で ケヤキやキリなどの木材を 奈良時代より伝わる越前指物の技術で加工し、 豊かな装飾の鉄製金具や漆塗りで施した 重厚な作りの和箪笥です。 鉄製金具には「越前打刃物」の技術、 漆塗り…

神奈川県「箱根寄木細工」

箱根山系は、京都嵐山、鳥取の大山と並ぶ 日本屈指の樹種豊富な地域です。 その樹種の天然の色を生かして様々な模様を作り、 それを用いて箱などの製品にした物が 我が国では他に例を見ない独特の木工芸品「箱根寄木細工」です。 歴史 「箱根寄木細工」の始…

神奈川県「小田原漆器」

「小田原漆器」とは、 神奈川県小田原市で作られている漆器です。 主に欅(けやき)を使用していることから 堅牢で、また木地の木目の美しさが特徴の漆器です。 小田原漆器の歴史 「小田原漆器」とは 小田原漆器の歴史 「小田原漆器」の起源は、室町時代中期…

高知県・「土佐打刃物」

現在、「第3次キャンプブーム」により、 おしゃれな刃物を使いこなすことがステータスとなっています。 そこで注目されているのが、自由鍛造の「土佐打刃物」です。 刃物の産地 土佐打刃物とは 自由鍛造 土佐打刃物の歴史 山男「杣師」 鍛冶屋創生塾 <土佐…

滋賀県「信楽焼」

「信楽焼」は、 滋賀県甲賀市信楽町を中心に生産されている陶器で、 「日本六古窯」の1つです。 たぬきの置物が有名ですが、 時代に合わせて人々の暮らしを支える器や道具が、 小さなものから巨大なものまで幅広く作られてきました。 信楽の土 信楽焼の歴史…

熊本県「天草陶磁器」

世界に誇る「天草陶石」 天草陶石の発見 平賀源内の建白書『陶器工夫書』 「天草陶石」鉱床 「天草陶石」で作られた製品 特徴 天草陶磁器について 歴史 磁器 陶器 瀬戸焼 現在 世界に誇る「天草陶石」 「天草陶石」と呼ばれる熊本県天草産の陶石は、 単体で…

鳥取県「鳥取の焼き物」

美しい自然に囲まれた鳥取県。 鳥取砂丘を思いがちですがそれだけでなく、 焼き物の生産も盛んです。 鳥取県は土や石の種類が豊富だったことから、 江戸時代に焼き物が盛んになりました。 「若桜ヒスイ」 鳥取県八頭郡若桜町角谷産「若桜ヒスイ」。 この産地…

栃木県「小砂焼」(こいさごやき)

「小砂焼」は「こいさごやき」と読みます。 栃木県東部に位置する那珂川町(旧馬頭町)の馬頭地区は、 江戸時代は水戸藩に属しています。 「小砂焼」は、 天保元(1830)年に水戸藩主・徳川斉昭がこの陶土を発見し、 水戸藩の殖産興業政策により城下に製陶所…

栃木県「みかも焼」

三月三色の梅の花咲く蒼い空三毳山万葉庭園 pic.twitter.com/103caY53Kk — 日花 (@lvNNJ8RyLZGfMLd) February 28, 2021 『万葉集』には次のような歌が詠まれています。 「下野の三毳の山の小楢(こなら)のす まぐはし児ろは誰が笥(たがけ)か持たむ」 ~下…

栃木県「栃木県・益子焼 」

栃木県益子町は、広大な関東平野の奥まった北の端に位置し、 小貝川が町西側を北から南へと流れ、 その河岸の平野部が町の大部分を占めています。 町の南部は茨城県と県境を接し、丘陵地となっています。 窯を築くための傾斜地に恵まれ、 周囲の低山には燃料…

福島県・会津木綿

東北の、山深いところにある会津盆地は、 盆地気候がある故に、夏はとても暑く、冬は豪雪でとても寒い。 そんな厳しい気候風土から生み出されたのが「会津木綿」(あいづもめん)です。 「会津木綿」は、木綿平織の堅牢な織物で、 古くから野良着などとして…

福島県「会津本郷焼」

www.youtube.com 「会津本郷焼」 は 「陶器」、「磁器」の両方を製造している、稀少な産地です。 「陶器」は伝統的な飴釉や自然灰釉を使用した 素朴で親しみやすい深い味わいがあります。 一方「磁器」は東北では最古の白磁の産地で、 呉須による染付や和洋…

鹿児島「薩摩錫器」

歴史 薩摩錫器の特徴 歴史 「薩摩錫器」は、 明暦2(1656)年、 八木主人佐(もんどのすけ)によって 現在の鹿児島市下福元町錫山地域で錫山が発掘されたことに 始まります。 1701年には、薩摩藩の経営となり、 1853~1854年には斉彬の命で湧上坑において、 約…

福岡県「上野焼」

上品な薄作りが特徴の上野焼は、 灰釉、銅釉、鉄釉など 使用する釉薬によって肌合いや艶が異なり、 窯元によって多様な出来映えとなるのが魅力的な焼き物です。 茶器以外にも、 食器・花器などの身近な生活用品も数多く作り出され、 伝統工芸の枠を越えたモ…

香川県「木製品」

四国の香川県高松市は、 香川県の県庁所在地であり、中核市に指定されています。 香川と言えば、 全国の約8割のシェアを誇るほどの盆栽の一大生産地です。 盆栽の樹種として昔から使用されているのが「黒松」です。 「高松」の地名の由来は諸説あるのですが…

茨城県「カガミクリスタル」

茨城県の工芸と言えば、 「笠間焼」、「結城紬」、春慶塗「粟野春慶」などが よく知られていますが、 実は「ガラス工芸」も忘れてはならない存在です。 茨城県のいくつかの古墳からはガラス玉出土しています。 北茨城市の「シリカ」や龍ヶ崎市の「カガミクリ…