MENU

イッピン「鮮やか!あたたか!布のルネサンス~青森 南部裂織」

<番組紹介>
鮮やかな色と丈夫さを特徴とする青森の南部裂織(さきおり)。
安倍首相の外国訪問の際、
公式の土産品として選ばれた今注目の織物だ。
実は、古い布や 服を裂いて織りあげた、"エコ"な製品。
江戸時代以来、女性が織り続けてきた。
定番のこたつがけやざぶとんの他、
トートバッグなどおしゃれ小物も今人気急上昇中。
高い保温性や丈夫さの実験検証も交えつつ、
十和田市や八戸市で、
先人の技と心を受け継ぐ職人たちに加藤夏希が出会う。
 

 

はっちのものづくりスタジオ工房「澄」
(井上澄子さん)

「南部裂織」と言えば、 青森県認定伝統後工芸士の
南部裂織作家・ 井上澄子さんを抜きに語ることが出来ません。
 
井上澄子さんの工房「澄」は
柔らかな地機織りにこだわった
地域特有の伝統技法を後継者に伝えながら、
彩り豊かな南部裂織グッズを制作しています。
 
井上さんは北海道出身で、結婚を機に八戸市に移り住みます。
当初は「裂織の『さ』の字も聞いたことがなかった」そうです。
その後、盛岡市で初めて「南部裂織」の作品に出合い、
古布の糸から紡がれるその色彩に感動。
 
裂織の伝承を目的に「南部裂織保存会」を創設した
十和田市の故菅野暎子さんに師事し、
昭和58(1983)年に師範の免許を受けました。
 
 

関連記事

 

f:id:linderabella:20210513110253j:plain