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美の壺スペシャル「日本の避暑地」

夏本番!「日本の避暑地」の魅力を大特集!
 ▽長野・上高地にある昭和8年開業のリゾートホテル。
  雪深い春先から準備する”夏のもてなし”に密着!
 ▽奥日光・ベルギー大使館別荘から望む、雄大な絶景!
 ▽軽井沢で人気のエッグ・ベネディクトに、
  伊豆高原の朝採れ野菜のフレンチ…
  避暑地ならではのグルメが続々登場!
 ▽俳優・木村多江も軽井沢伝統の技に触れる拡大スペシャル!
  避暑地の涼しい美をたっぷりご紹介!
 
 
北アルプスを望む山岳リゾート、上高地。
緑豊かな高原リゾート、軽井沢。
そして、山と湖が美しい、奥日光。
日本には夏の暑さを忘れさせてくれる
美しい避暑地がたくさんあります。
今回は、そんな避暑地の魅力が紹介されました。
 

上高地

 

 
北アルプスの山々を望む、長野県上高地は、
日本有数の山岳リゾートです。
標高およそ1, 500mの風光明美な景色を求めて
国内外から観光客が訪れます。  
 

www.kamikochi.or.jp

 

上高地帝国ホテル

 
上高地帝国ホテルは、昭和8年に開業したリゾートホテルです。
スイスの山小屋をイメージして造られたホテルには
避暑地ならではの もてなしがあります。
客室は屋根の勾配をそのまま生かして、山小屋の気分を演出。
家具には高山植物のエーデルワイスが彫り込まれています。
窓の外には、穂高連峰。
部屋にいながら、上高地の自然に浸ることが出来ます。
 

 
山奥でも多彩な料理を味わえるのが、リゾートホテルのもてなし。
メインディッシュは、昭和8年の開業時から変わらないローストビーフです。
華やかな料理が、リゾート気分を盛り立ててくれます。
自然の中に身を置いてゆったりと過ごす・・・贅沢な時が流れます。 
 
上高地の夏の準備はまだ雪深い、4月から始まります。
交通規制が解かれた日に、東京のホテルなどから
およそ100人のスタッフが入山、
冬の間は休業するため 5か月ぶりの営業再開です。
まず積もった雪をかき分け、客を迎える準備を始めます。
当面必要な備品や食材を東京から輸送しますが、
その数はダンボール900箱。スタッフ総出で運び入れます。
こうして、長く閉ざされていたホテルが息を吹き返していきます。
 
客を最初に出迎え、身近に接するのはベルマンです。
ベルマン5年目の橋田兼昇さん、上高地初めてのベルマンに指導します。
まず、客に貸し出すウォーキングシューズを磨き上げます。
ロビーにあるこのホテルのシンボルである
巨大なマントルピースに火を灯すのも、ベルマンの仕事です。
客の前で、スムーズに行えるようにオープンまで練習を重ねます。
 
雪が解けて緑が色濃くなると、上高地は避暑シーズン本番を迎えます。
ホテルは 山の自然を求めて訪れる人々を迎え入れます。
ベルマンの橋田さんも、散策に出かける客をサポート。
更には、お客様によりよい提案をするため、休日にも情報収集をします。
上高地の絶景ポイントをしっかり押さえておきます。
夏でも、夜になると肌寒い上高地。
周りが冷え込むと 暖炉に火を灯します。
ゆらめく炎と薪のはぜる音が、客を心地よく包みます。
周りには街灯も何もないので、きれいな星空がご覧頂けます。
夜空にまたたく無数の星。山の避暑地の最高のもてなしです。 
 
  • 住所:〒390-1516
       長野県松本市安曇上高地
  • 電話:0263-95-2006(客室予約係)
 
 

軽井沢

 

 

軽井沢の朝食専門のカフェ「CABOT COVE(キャボットコーヴ)」

 
カラマツの並木が続く、憧れの避暑地・長野県軽井沢。
この高原の朝を楽しむため、人々が訪れるのが、
朝6時半に開店する朝食専門のカフェ
「CABOT COVE キャボットコーヴ」です。
地元の食材を使ったアメリカンブレックファストが、
この店のスタイルです。
経営するのは、清人さん 惠子さん夫妻。
米東海岸の ニューイングランド地方を旅した時に食べた朝食に魅了され、
11年前に店を出しました。

看板メニューは、アメリカで味わった朝食です。

そして頂くのは、清々しい空気の中で食事が出来るテラス席で。
出口さん夫妻は、軽井沢だからこそ、理想の朝食が実現出来たと言います。
 
  • 住所:〒389-0115
       長野県北佐久郡軽井沢町追分78−26
  • 電話:0267-31-5078
 
 

軽井沢 ルバーブのジャムのお店「沢屋」

 
軽井沢には、避暑地ならではの洋食文化が伝えられています。
初夏になると、収穫が始まるのが西洋野菜「ルバーブ」です。
 

 
「ルバーブ」はシベリア原産で、茎が赤く色づくのが特徴です。
軽井沢を訪れた外国人によってもたらされました。
旧軽井沢テニスコート通りにある「沢屋」さん。
古越道夫さんは、宣教師から教わったレシピで、
50年間、「ルバーブジャム」を作り続けています。
 
 
そのままだと酸味が強いルバーブは、
煮詰めてジャムにするのが、昔ながらの食べ方です。
刻んだルバーブを煮詰めると、落ち着いたピンク色に。
そして、ルバーブの酸味を生かすためグラニュー糖で程よい甘さに。
パンは勿論、豚や鶏などの肉料理にも合うといいます。
甘酸っぱいジャムが、清々しさを感じさせてくれます。
 
  • 住所:〒389-0102
       長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢746-1
  • 電話:0267-42-8411
 
 

避暑地暮らしの極意を探して

今回は、木村多江さんに番組からプレゼント!
やって来たのは軽井沢、浅間山麓に広がる 緑豊かな避暑地です。
 
辻邦生山荘(つじくにおさんそう)

 
ここは昭和51年に建てられた別荘です。
中に足を踏み入れると、本が一杯。
こちらは、小説家で仏文学者の辻邦生が執筆のために建てた別荘です。
夏はここに滞在し、自然の中に身を置きながら筆を走らせました。
 
  • 住所:〒89-0111
       長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢217
  • 電話:0267-45-1175
 
 
軽井沢観光協会・新宅弘惠さん
木村さんも うっとりする 軽井沢の美しい森。
案内してくれたのは、軽井沢観光協会の新宅弘恵さんです。
 
何かホッとする、緑のいい香りがしています。
この辺はカラマツという木が多くあり、
ちょうど芽吹きの季節になっていて、この緑のコントラストが美しく、
またその葉っぱと葉っぱの間からフワッと優しい光がこぼれて、
何とも美しいです。
 
元々軽井沢は、木もまばらな土地が広がっていました。
明治時代、涼しい気候に引かれた外国人宣教師達が別荘を建て始めます。
そこに新たな別荘地を作ろうと考えたのが、日本人の実業家達。
緑豊かな美しい景色を目指し、植林を重ねました。
100年以上の時をかけ、軽井沢の森は作られてきたのです。
先人が作り上げた美しい別荘地。
軽井沢に元々生えていた植物を植えて、自然の景観を保とうとしています。
軽井沢の美しい緑は 人の手で守られてきたんです。
 
 
軽井沢彫りのお店「大坂屋家具店」

 
旧軽井沢地区にある商店街。
ここに、元祖軽井沢彫りの老舗「大坂屋家具店」があります。
ここで、桜の手彫りの彫刻の「軽井沢彫」を見つけました。
 

 
「軽井沢彫」は、明治時代に避暑に訪れた外国人宣教師に
家具を作ったことに始まる伝統工芸です。
この道47年の彫刻師・小林正喜さんの制作現場を見せて頂きました。
桜を彫り出す緻密な技には、道具に秘密がありました。
伝統的な軽井沢彫の家具は、
簡単に分解出来るように作られているそうです。
 
  • 住所:〒389-0102
       長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢629
  • 電話:0267-42-2550
 
 
ジョンレノンが愛したフランスパン「フレンチベーカリー」
 
次にやって来たのは、
軽井沢のメインストリート「旧軽井沢銀座」です。
ここに、ジョン・レノンが愛したフランスパンを焼いている
「フレンチベーカリー」があります。
ずらりと並ぶのは、50種類ものパン。
ジョン・レノンは、草履にジーパンで、自転車でいらしていたそうです。
 
軽井沢の老舗ホテルで外国人客相手に腕を振るっていた初代。
季節によって塩加減を変え、手間をかけて発酵させることで
「外はカリカリ 中はしっとり」という食感に仕上げます。
 
  • 住所:〒389-0102
       長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢旧軽井沢 618
  • 電話:0267-42-2155
 
 
ドイツ人直伝のソーセージ「軽井沢デリカテッセン」
「フレンチベーカリー」のもう一つの定番「イギリスパン」に
手作りハムで作ったサンドイッチが最高の至福の朝食と
別荘のお客さんの間で評判になっています。
 
ハム・ソーセージの専門店「軽井沢デリカテッセン」。
ショーケースには、
自家製のハムやソーセージが20種類以上が並んでいます。
こちらのハムやソーセージは、ドイツ人直伝の味です。
ドイツ料理店で働いていた初代が、40年程前に独立。
2代目が桜の薪を使って燻製するという製法が今も受け継がれています。
この褐色が おいしさの証しなんだとか。
 
「コンビーフ」に「ロースハム」、「レバーペースト」と、
木村さん、結局6種類もお買い上げ。
早速、サンドイッチを作り、
軽井沢の緑を眺めながら、食事を満喫されてました。
 
  • 住所:〒389-0102
       長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢657−6
  • 電話:0267-42-6427
 
 
ヴォーリズ建築の歯科医院「旧鈴木歯科医院」

 
最後に「別荘暮らしの達人」と言われる、
片岡秀之さん、寿子さん夫妻のいるお宅を訪問しました。
片岡さんの別荘は、昭和11年に建てられた歯科医院だった建物です。
設計は、自身も軽井沢に訪れていた建築家・ヴォーリズです。
 
「ベイウィンドウ」という湾曲した窓は、ヴォーリズ建築の特徴です。
外光を多く取り込むための工夫です。
中でも見所は、暖炉です。
宣教師でもあったヴォーリズは、
家族が集まる場として、暖炉を大切にしていました。
 
 
 

 静岡県伊豆高原

 

オーベルジュ「ル・タン」

 
避暑地で料理をじっくり味わうなら、
宿泊施設を備えたレストラン「オーベルジュ」はいかがでしょう。
その土地の新鮮な食材をフランス料理の技で美しく調理し、
その料理をゆったりと味わい、
そのまま宿泊するという贅沢な過ごし方です。
 
静岡県伊東市にある、オーベルジュ「ル・タン」は、
日本のオーベルジュの先駆者的存在です。
山も海も近い伊豆高原ならではの新鮮な地元の食材に、
自家製農園の採れた野菜が味わうことが出来ます。
 
シェフの三輪良平さんは、野菜を自ら育て、毎朝収穫します。
濃い緑の「ズッキーニ」、赤く色づいた「にんじん」、
旬を迎えた野菜が色鮮やかに実ります。
朝採れた食材から、メニューを考えるという三輪さん。
この土地でしか味わえない料理を 作ります。
高原の風が吹く食卓で、夏を味わうことが出来ます。
 
  • 住所:〒414-0052
       静岡県伊東市十足614-187
  • 電話:0557-45-5181
 
 

奥日光

 

 
栃木県・奥日光にある中禅寺湖。
四方を山に囲まれたこの静かな湖には、
毎年、多くの人が避暑に訪れます。
 
明治になると、夏でも涼しい中禅寺湖には、
外国人が避暑に訪れるようになります。
英国の外交官であったアーネスト・サトウもその一人です。
湖畔から眺める景色を絵画のようだと絶賛しました。
各国の大使館もこちらに別荘を構えたことから、
「夏は外務省が日光に移る」と言われたほどでした。
 
山と湖が織り成す景色は、多くの西洋人の心を捉えました。
ヨットやフライフィッシングなど、
西洋の遊びを楽しみながら中禅寺湖の夏を過ごしました。
 

ベルギー王国大使館別荘

中禅寺湖の畔に建つベルギー大使館の別荘は、
昭和3年に、実業家・大倉喜七郎により
当時のベルギー国王に寄贈された建物です。
以来90年に渡り、歴代大使の別荘として使われ続けてきました。
今回、特別に建物の中を見せていただくことになりました。
 
案内してくれたのは、ベランダです。
山と湖が 目の前に広がり、
部屋の中にいながら景色を楽しむことが出来ます。
 
そして、もう一つ特別な場所を案内してくれました。
王様のベッドルームと呼んでいる部屋です。
1986年、ベルギー国王が皇太子時代にここを訪れたのだとか。
国王は日本を訪れたことを覚えていて、
いつも その時のことを話しているのだそうです。
 
 

北志賀高原

 

展望テラス「SORAterrace(ソラテラス)」

 
冬はスキー場として賑わう長野県の北志賀高原。
竜王ロープウエーに乗って急勾配を一気に上って行くと、
8分で標高1770mの山頂駅に到着。
天気が良い日には、
北アルプスと日本海を望むことが出来るのですが、
本当のお目当ては「雲海」です。
雲が展望台より低くなり、海のように見えるのです。
この辺りは、かつては地元の人だけが知る「雲海スポット」でした。
ここに平成27(2015)年に展望テラスが作られ、
夏も「雲海」を楽しむ客で賑わうようになりました。
山頂駅付近に開業したこのテラスは、
より多くのお客さんに
雲海と絶景をゆったり楽しんでもらいたいという思いから誕生したそうです。
展望デッキとレストランカフェがあります。
 
  • 住所:〒381-0405
       長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬
  • 電話:0269-33-7131
 
 

湘南

神奈川県・相模湾沿岸に広がる海のリゾート、湘南。
サーフィンやヨットなど、
海外のマリンスポーツの多くがここから全国に広まりました。
多くの海水浴場も点在し、夏には海を楽しむ人達で賑わいます。
 
湘南が避暑地になったのは明治時代です。
始まりは大磯でした。
明治20年に鉄道が開通すると、海が見える保養地として、
政治家や財界人がこぞって別荘を構えました。
時の総理大臣・大隈重信もその一人です。
当時、高価だったガラス窓を一面に巡らせて海の景色を楽しんだといいます。
 
また、大磯は海水浴場としても人気がありました。
「潮湯治」といって、温泉のように海水に浸かると、
リウマチなどに効果があると考えられていました。
やがて海辺には「海水茶屋」と呼ばれる海の家が登場し、
様々な客が訪れるようになります。
 
 

イラストレーター・鈴木英人さん

 
この湘南の海を30年に渡り描き続けています。
桑田佳祐さんのCDジャケットを始め、数多くのイラストを手掛けています。
 

eizin.co.jp

 

建築家・岩切剣一郎さん

 

dolive.media

 
昭和30年代に、湘南を舞台にした小説や映画が大流行。
それに憧れた若者達が押し寄せ、
最新のファッションに身を包み、砂浜で夏を楽しみました。 
 
1970年代になると、サーフィンブームが到来。
サーフィンに憧れる若者が湘南に集まってきました。
 
湘南は全国に先駆けて、サーフィンの町として発展し、
日本のウエストコーストと呼ばれ、海岸通りには
カリフォルニアを思わせるサーフショップが並ぶようになりました。
そして、中には、サーフィン好きが高じて湘南暮らしをする人も現れました。
 

 
建築家の岩切剣一郎さんも、その一人です。
岩切さんの一日は サーフィンをすることから始まります。
かつては東京に住んでいましたが、
4年前、この海と町が気に入って、家族とともに移り住みました。
 
岩切さんの自宅は、海から僅か徒歩3分のところにあります。
カリフォルニアの海辺で見た家を参考にして、自らデザインしました。
屋外にもシャワーを設けて、
海から戻ったら、すぐに潮を洗い流し、
そのまま風呂に入ることも出来る、まさにサーファー仕様の家です。
岩切さんは、湘南に住み始めてから人生の捉え方が変わったと言います。
サーフィンはライフスタイルの一部。
憧れの避暑地に住まいを構える。
ビーチライフの最高の楽しみ方です。 
 

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