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趣味どきっ!「沖縄/喜如嘉の芭蕉布」

<番組紹介>
バナナの一種、糸芭蕉の繊維を全て手作業で加工して作る芭蕉布は、
沖縄ならではの軽やかで独特の風合いの織物。
民藝運動の柳宗悦が
「こんなに美しい布はめったにない」と称したほど、
美と機能を兼ね備えた芭蕉布。
琉球王国の貴族の衣装や、村人の野良着にも使われた。
戦中戦後、一旦途絶えかけた芭蕉布の伝統を、
先頭に立って支えたのが平良敏子さん。
人間国宝・敏子さんの手仕事、芭蕉布の魅力を 知花くららが取材。
 

 

喜如嘉の芭蕉布

今年97歳(放送当時、1921年2月14日誕生)の
人間国宝・平良敏子さん。
戦中戦後、一旦途絶えかけた芭蕉布の伝統を、
先頭に立って支えた方です。
 
「芭蕉布」は バナナの一種「糸芭蕉」の繊維を
全て手作業で加工して作る
沖縄ならではの軽やかで独特の風合いの織物です。
 
1本の糸芭蕉のうち、着物に使えるのはわずか5gのみ、
着物一反分にはなんと「約200本」必要となります。
「ヤシラミー」とはヤスリ目柄のことで、
経糸には「琉球藍」と「生成り」の2色
約400本が バランスよく配置されています。
 
民藝運動の柳宗悦が
「こんなに美しい布は滅多にない」と称したほど、
美と機能を兼ね備えた芭蕉布。
昭和49(1974)年4月20日に
「喜如嘉の芭蕉布」は国の重要無形文化財に指定されました。
 
 

沖縄県立博物館・美術館

知花くららさんが芭蕉布の試着をしていたのは
沖縄県立博物館・美術館」 (愛称「OkiMuおきみゅー」)。
 誰でも試着できるそうです。 
 

 沖縄県立博物館・美術館

  • 住所:〒900-0006
       沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1   
  • 電話: 098-941-8200
 
 

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